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解説

この曲が収録されているアルバム「IGOR」はBillboard 200で初登場1位を獲得し、Tyler自身初の快挙を成し遂げた。Tyler, The Creatorはラッパーだが、このアルバムにはラップの要素がない。Tyler本人も「このアルバムをラップ・アルバムとして聴かないでくれ」と話していて、このアルバムは以前までの作品とは違う要素が含まれていることがわかる。そんなアルバムからの一曲。この曲はシングルチャートで初登場13位を記録し、彼の代表曲「Yonkers」や「Who Dat Boy」や「Okra」よりも高い順位にランクインした。実は「IGOR」はDJ Khaledの新アルバム「Father of Asahd」と全く同じ日にリリースされていて、かなりの接戦だったが見事にTylerが勝ち取った。DJ Khaledはこの結果に少々満足がいかなかったようで、SNSで悔しさを滲ませた発言とも受け取れる動画を投稿した。だがTylerはそれに対して腹を立てず、後にインスタグラムにてDJ Akademiksの「Tyler, The CreatorとDJ Khaled、どっちが良いアルバムを作った?」という投稿に対してTyler本人が「誰がTyler, The Creatorなんか聴いてるんだよ?」と自虐ネタを披露した。DJ Khaledは投稿した動画はTylerに向けたものではないと話しているが、Tylerがネタにして楽しむという微笑ましい形で終結して何よりだ。ちなみにDJ Khaledが投稿した動画は現在削除されている。

Tyler, The Creator はどんなアーティスト?

タイラー・ザ・クリエイター(Tyler, The Creator、1991年3月6日 - )は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ラデラハイツ出身のラッパー、ソングライター、音楽プロデューサー、デザイナー、映像作家。本名はタイラー・グレゴリー・オコンマ(Tyler Gregory Okonma)。2010年代初頭に活躍したオルタナティブヒップホップグループOdd Future(オッド・フューチャー)の創設者でリーダーであり、ほぼすべての作品でラップとプロデュースを担当している。ソロアーティストとしては、6つのスタジオアルバムをリリースしており、ほとんどの楽曲で自身がプロデュースを行っている。Odd Futureの初期の作品を発表した後、2009年にソロ・ミックステープ『Bastard』をリリース。2011年にXL Recordingsからソロ・デビューアルバム『Goblin』をリリースした後、RED DistributionとSony Music Entertainmentとのジョイント・ベンチャー契約を結び、自身のレーベルであるOdd Future Recordsを立ち上げる。その後、2作目のアルバム『Wolf』(2013年)と3作目『Cherry Bomb』(2015年)をリリース。4枚目のアルバム『Flower Boy』(2017年)は広く賞賛され、よりメロディに焦点を当てたジャズを多用したサウンドを実験的に取り入れたことで、それまでの作品とは対照的なものとなった。5枚目のアルバム『IGOR』(2019年)はBillboard 200で初の全米ナンバーワンデビューを果たし、第62回グラミー賞で最優秀ラップアルバムを受賞した。2021年には6枚目のアルバム『CALL ME IF YOU GET LOST』をリリース。

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解説を書いた人
  1. なるべくマニアックな曲を紹介できるよう頑張っています。記事だけでなく、曲も楽しんでくださいね。
    やなぎぃ
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